『2023.02.16-02.20 BLUE DOLPHIN号第12回クルーズ報告』
ロケーション/カオラック
天候/晴れ
水温/28-29℃
風/たまに少し
流れ/ところにより有り
透明度/15〜25m
DAY 1
#1 Hideaway Bay
#2 West of Eden
#3 Three Trees
#4 Turtle Rock
#1ハイダウェイ
まずは定番の流れの穏やかなポイントでのチェックダイブからスタートです。
コンディションは穏やかなですが、魚影の濃さ、魚の種類は流れとは対照的にガッツリと楽しめるポイントです!
綺麗に横たわっている沈船と水中で綺麗に見える黄色のフエダイ科の魚がお出迎えです。
スカシテンジクダイやタカサゴ科の魚を狙う、キツネフエフキとカスミアジの混合部隊が狩りをしてる様子も見られました〜!
#2ウエストオブエデン
毎トリップここを潜るときには、まずはクジャクベラの外人さんにご挨拶。
ヒレを開いた姿は水中でもハッキリとカラフルさが分かるキレイさです。
正式名称はマッコスカーズフラッシャーラスです。
他にも地面から顔を覗かせているアンダマンジョーフィッシュ。
顔は黒いですが、実は体はキレイな白色をしてます。
トウモンウミコチョウやシシマイギンポなどのマクロ好きにはたまらない子達がいるのも最高ですね〜!
ワイドでもいけちゃいます!
このポイントは別名シーファンシティー(ウミウチワの街)とも言われます。
タカサゴ科のイエローバックフュージュラーがこの日は大きな群れを作って暴れていました〜!
ブダイの大行進と遭遇!
いっぱいお魚を見たダイビングでした。
#3スリーツリーズ
砂地がキレイなポイントです!もちろん砂地なのでハゼもこのポイントのメインの1つです!
ヤノダテハゼのインド洋verのオーロラパートナーゴビー。
ヒレナガネジリンボウなどでハゼ遊びを楽しみました〜。
シミランといえばの砂地×ソフトコーラルもとてもキレイです。
この景色を撮ってると、急に現れたのはキツネフエフキとカスミアジの混合部隊!
と、その後ろから大きいサイズのナポレオンフィッシュがついて来ました〜!
迫力満点でした!
水面休息中には美しいシミランのビーチに上陸して来ましたよ。
#4タートルロック
トリップ通して唯一のナイトダイビングです。
サンセットの時間からエントリーをして中盤からナイトダイビングに切り替わります!
この時間でしか見ることができない、魚たちの特有の動きが見ていて飽きないです。
同じ根でも時間によって大きく変わっていく姿はまるでアハ体験みたいです。
エキジットする頃にはすっかり辺りも暗くなり、魚も自身の寝床へと姿を消していきます。
ダイビング1日目お疲れ様でした〜!
DAY 2
#1 North Point
#2 Koh Bon
#3,4 Koh Tachai Pinnacle
#5ノースポイント
ダイビング2日目はシミラン諸島最北端の9番の島から!
ここはメインの根から少し離れたところにある根に大きなウミウチワが密集しているエリアがあります。
ウミウチワの谷と呼ばれています。
流れもなく、穏やかな海況の中で離れ根への移動も楽チンでした〜。
メインの根には大きなチャネルが!
全体的に景観が素晴らしいポイントですが、シミラン諸島最北端のため大物との遭遇率も高めです。
今回は可愛いサイズのブラックチップシャークが5〜6匹登場!
サイズは小さかったですが、水中を盛り上げてくれました〜
可愛いタイマイ(ウミガメ)も一緒に泳いでくれました♪
#6コボンサウスリッジ
1時間半ほどかけてシミラン諸島からコボンへと移動してきました!
魚も多くて人気の島ですが、同じくダイバーも多いポイントです。
島は小さめですが、潜れるポイントがたくさんあるためなるべく空いてるポイントを選べるのもいいですね!
流れはありましたが、イエローバックフュージュラーがたくさんいて水中は黄色で埋め尽くされていました!
少し沖の方に目を向けると、水底を這うようにピックハンドルバラクーダ その頭上にはブラックフィンバラクーダがいました〜!
一気に2種類のバラクーダが見れるのは一石二鳥です。
最後は浅い所に移動して、ガレ場でのんびり遊びました〜
海藻の上にのるルボックスブレニーが可愛いですね!
#7.8タチャイピナクル
ダイビング2日目はコタチャイに移動しての2本で終了です!
陸地から少し離れているポイントなので潮通しがいいポイントですが、潮の干満の影響で今回はそこまで流れておらず。
ノンストレスで穏やかなタチャイを楽しめました〜。
ここの目玉は何よりロウニンアジです。
トリップ中に潜るポイントの中でここのロウニンアジが1番平均サイズが大きいです。
イエローバックフュージュラーが僕らを囲んで来てくれました〜!
360°見回しても黄色しか見えないくらいでした!
ここには有名な3Dウミウチワがあります!
通常潮の向きに直角に開くウミウチワですが、ここのポイントは色んな方角から潮が当たるため、ウミウチワ自体も色んな方角に開いて、放射状になってるのが珍しいです!
エキジットをして着替えた頃にはサンセットが綺麗に沈み始めていました〜
今日も1日お疲れ様でした〜!
DAY3
#1 Ao Suthep
#2,3,4 Richelieu Rock
#9スリン
アオスーテプ ダイビング3日目は穏やかなスリン島の島陰のポイントからスタートです!
ここのポイントはスリン島の数あるポイントの中でも特にハードコーラルの群生がキレイなポイントです。
潜ってるとちょうど太陽の光が当たり出して、浅場のエリアはとてもリラックスした雰囲気に包まれます!
浅場にいるスズメダイの群れとハードコーラルの組み合わせは抜群にキレイです!
ワヌケヤッコのペアもいましたよ。
朝日が差し込んで美しかったです。
浅場でのんびりとダイビングを楽しみつつようやく目が覚めてきたところで、いざリチェリューロックへと向かっていきます!
#10.11.12リチェリューロック
タイの中で、いや世界で見ても屈指の有名なポイントに潜っていきます!
魚影の濃いタイの海の中でも群を抜いて魚影が濃いのでどこを見ても魚だらけです。
まるで水族館の水槽の中に入ってるような気分になります。
キツネフエフキ、カスミアジ、ロウニンアジ、ツムブリなどなどの種類の魚が混合部隊を作って捕食をしてる様子が見れたり 少し目線を上げると、中層にはバラクーダ各種の群れやツバメウオの群れなんかも見れちゃいます。
少し根から離れるとギンガメアジの群れまで!
マクロもたくさん楽しめるのも最高です。
エントリー場所のすぐ近くに大きめのフリソデウオのペア!
大人気のタイガーテールシーホース!
黒い模様が特徴なトマトアネモネフィッシュ、 少し深場にはニシキフウライウオまでも!
ソフトコーラルのめちゃくちゃ美しいエリアに住んでいるトマトクマノミ。
白化して白くなったイソギンチャクから顔を出すトマトクマノミの赤ちゃん。
成長過程のトマトの幼魚は白いバンドが消えかかっていて、困った眉毛のような模様になっていて、とっても可愛かったです。
2匹で困った相談でもしているよう!?
1つのポイントで、それもそれぞれ見れる箇所もそれほど遠くない位置にマクロ生物も混在しています!
魚だけでなく、ソフトコーラルもめちゃくちゃキレイです!
ソフトコーラルだけを取ってもタイで1.2を争うポイントです!
このリチェリューロックにて、500本の記念を迎えた方が⭐︎
おめでとうございます👏
3本かけて色んな魚影や景観を楽しんで、本日は終了です!
コボンへ移動をしながらクルーズのラストナイトを迎えました〜
DAY 4
#1,2 Koh Bon
#13.14コボンウエストリッジ
最終日はコボンで2本潜りました〜!
ここではアンダマンジョーフィッシュを見に行きました〜。
基本的には黒い顔をしていますが、個体によっては青っぽく色が入ってる子もいてとても可愛いです。
近くにハナダイギンポもたくさんいます!
キンギョハナダイに擬態していますが、形が全然違うため僕らからは一瞬で識別されちゃいます。
穴から顔を出してこっちの様子を伺っている姿も可愛いですね。
イヤースポットブレニーも可愛いですね〜
浅場にはキャベツみたいなリュウキュウキッカサンゴが群生してます。
太陽光が入って癒し系のポイントです! その近くをコラーレバタフライフィッシュ、ブラックピラミッドバタフライフィッシュが群れていました〜!
通称「滝壺」と呼ばれている場所も圧巻です!
限定された時間とコンディションでしか迫力ある滝壺を見ることができないということも必見の理由です!
本日はお誕生日のお祝いも!!
おめでとうございます🎉
無事に全てのダイビングが終了したら、港に向けて船を走らせます!
途中で船にいる全員で集合写真を撮りました!
ご参加された方々本当にありがとうございました!!
またお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております!
下船後はカオラック泊の皆さんと美味しいタイ料理のレストランで打ち上げをしました。
カオラックの自慢の海鮮料理で喜んで頂きました〜!
報告/TAKESHI、GOHKI,、YURIKA
写真/乗船したお客様より頂きました