『2025.04.15〜04.19 BLUE DOLPHIN号 第31回クルーズ報告』
ロケーション/カオラック
天候/晴れ、曇り、雨、そして最後は晴れ
水温/28-29℃
風/少々
流れ/無し、時に強く
透明度/10〜30mオーバー
こんにちは
第31回クルーズ報告になります
今回のトリップが自分にとっての今シーズン最後のクルーズになります。
毎年の事ですが、あっという間の半年でした。
最後のトリップはリピーターさん達と楽しく潜りました。
Day 1
1本目はウェストオブエデン。
まあまあ流れていましたが、ゲストは皆さんベテランさん。
流れと地形を利用して、難なく楽しく潜れました。
ポイントの名前が『エデンの西』というのですが、別名が『Seafan City (ウミウチワの街)』というだけあって、ウミウチワやソフトコーラルがたくさんある華やかなポイントです。
ワイド目線で楽しみました。

2本目はハイダウェイ。
変な天気で珍しくこのポイントに波が入り込んでいました。
浅場はウネウネ・・・
全員がナイトロックスダイバーだったので、浅い所には近づかず、穏やかに潜れるようにある程度の水深をとって遊びました。
ユカタハタがいい仕事してくれます

スカシテンジクダイの根でもユカタハタがいい仕事してくれます!

3本目はノースポイント。
ここはなかなかの流れが入り込んでいました・・・
出来るだけダメージ少なく潜れるように心がけたのですが、サーモクラインも入ってきて、しんどいダイビングとなってしまいました・・・
4本目は穏やかに。
安定のタートルロックでサンセットダイブです。
穏やかな浅場でシシマイギンポと戯れ、スカシテンジクダイの根で癒され、ハナダイの求愛ダンスを見たり、ヤッコの求愛〜産卵の生態シーンを観察したりと盛り沢山で楽しみました。
インディアンフレームバスレット

夜はシミラン諸島の島陰で穏やかに眠りにつきました・・・
Day 2
今日は大移動の日です。
5本目となる朝イチのダイビングはシミラン諸島でも人気No.1と言っても過言ではないスリーツリーズです。
程よい流れで、シミランらしいソフトコーラルのポリプ全開で、このポイントの魅力がバッチリ見れました〜!
ソフトコーラルの根

大きなイソバナ

ユカタハタがいい仕事をしてくれます!

お化けカイメンの周りは賑やかです!

マクロも楽しいポイントです。
ハゼ好きのゲストさんには、オーロラパートナーゴビーやヒレナガネジリンボウなどもご紹介!
シリウスベニハゼ

そして大移動が始まります。
シミランを後にして、お隣のコボンへと北上していきます。
海はベタ凪!
見てください、ツルツルの海面に空と雲が写っています・・・

ハゼ好きゲストさんのリクエストでアケボノハゼのインド洋カラーバリエーションを見に行きました。

日本で見る個体に比べて黄色が強くてゴージャスです!
滝壺で遊んで、キャベツコーラルで締め!

そしてまだまだ北上します。
本日の3−4本目はコタチャイです。
このポイントは流れが強く入ることがありますが、その分魚影が濃く、大物が出る確率も高いです。
いつも潜る前にはワクワクします。
今日の3本目は・・・
ブン流れていました・・・
海の中は洗濯機の中にいるかのように渦巻いていました・・・
なので、岩陰でおとなしく遊びました。
でも、お陰様で、魚たちも強い流れを嫌って水底に降りてくるので、かなり近くでロウニンアジやカスミアジを見ることができました。

本日の4本目、もう一度タチャイピナクルです。
今度は嘘のように穏やかなコンディションでした。
のんびりと魚群に巻かれて楽しめました。


今日も楽しく4本潜り、さらに北上を続けます。
アンダマン海に沈む夕日を見ながらビールで乾杯!
サンセットクルージングでスリン諸島まで行きました。

Day 3
さあ、いよいよこのクルーズも佳境に入ります!
今日はタイで一番人気のリチェリューロックで潜る日です!!
潮汐表をいる限り、午前中の方がコンディションが良さそう。
なので、朝イチからリチェリューロックへ移動して潜ります。
予想通り、朝イチのリチェリューロックは最高でした!!!
透明度も良く、流れも程よく、タイNo.1と言われるポイントを堪能しました〜

キツネフエフキ

ギンガメアジ

ブラックフィンバラクーダ

ピックハンドルバラクーダ

オオミナベトサカのポリプ全開!

ソフトコーラルとトマトアネモネフィッシュ

水面休息中にはイルカの群れが登場!
かなり大きな群れでした!!



2−3本目もリチェリューロックで潜りました。
潮汐表からわかっていたのですが、やっぱりだんだん濁りが入ってきました・・・
なので、最後はマクロ目線で遊びました。
この日の4本目はスリン諸島へ戻りました。
癒しのアオパッカードでのんびりと潜りました。
ベニハゼやスズメダイ、カエルウオなど人気のマクロネタを堪能しつつ、元気一杯のハードコーラルやカマス、フエダイ、スズメダイなどの群れに癒される一本でした。
ストライプヘッドドワーフゴビー

ダイオウサンゴに乗るイエローアンドホワイトストライプドピグミーゴビー(な、長い名前・・・)

綺麗に並んだハタタテダイ

やっぱり1日の終わりが穏やかなのは良いですね。
そして一気にコボンまで南下します。
コボンの島陰で穏やかにお休みです。
Day 4
最終日はコボンで2ダイブしてカオラックへ戻ります。
朝イチはウェストリッジで潜りました。
定番の滝壺で遊んでから、スカシテンジクダイの根で遊び、リッジの地形の先端を攻めました。
ブラピとコラーレの群れ
至る所でスカシテンジクダイが群れていました〜
コボンらしい色のソフトコーラルの壁にユカタハタ
最後のダイビングはコボンピナクルで潜りました。
流れの強さや、サーモクラインの濁りの心配があったのですが、ゲストと一緒に相談して攻めることにしたのでした。
結果、その判断は大成功で、とても良いコンディションで潜ることができました〜!
黄色いソフトコーラルとイソバナやウミウチワが映えます!
根の上にはツバメウオも群れていました
最後まで楽しいクルーズとなりました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました〜
そろそろカオラックのシーズンが終わり、タオ島の絶好調のゴールデンウィークが始まります。
自分自身にとっても今シーズンの最後のクルーズとなりました。
感慨深いシーズン最後のトリップでした。
今シーズンもたくさんのゲストの皆様にカオラックへ遊びに来ていただけました!
事故もなく、一度のトリップもキャンセルすることなく無事にシーズンをやり切ることが出来ました。
本当にありがとうございます!
私、TAKESHIはタオ島へ移動です。
ゴールデンウィークのゲストの皆様、楽しみにお待ちしております!
報告/TAKESHI
写真/本日のゲスト様より
タイ・タオ島&カオラックでダイビングするならビッグブルーへ!