『2024.02.21〜02.25 BLUE DOLPHIN号第21回クルーズ報告』
ロケーション/カオラック
天候/晴れ
水温/26-29℃
風/穏やか
流れ/穏やか、コボンだけ強めの流れ
透明度/10-30m
こんにちは。
第21回クルーズの海ブログです。
出航日、シミラン諸島に向かうときは少し揺れましたが、それ以外は海況も穏やかでのんびりとした雰囲気のトリップでした。
Day1
#1 West of Eden
#2 Elephant Head Rock
#3 Three Trees
#4 Aow Khon Ghae
前日の夜にゲストの皆様を迎えて、シミラン諸島へと出航しました。
朝起きるとシミラン諸島のど真ん中!
ダイビング初日はシミラン諸島の各ポイントを回って行きました。
ウミウチワの街という別名があるポイントでは、大きくキレイなウミウチワとハナダイの群れがとてもキレイでした。
このくらいのサイズのウミウチワが至る所にあります!
通称「おばけカイメン」と呼ばれている大きなミズガメカイメン。
周りには彩りを与えるソフトコーラルがてんこ盛りでした!
砂地にはハゼもたくさんいました。
人気のオーロラパートナーゴビー
ダイビング初日には3本目の後、シミラン諸島の島に上陸しに行きました。
上陸後、10分ほど登山をしてこのビューポイントに到着です。
ビーチ上陸に参加した皆様で集合写真!
岩の大きさが際立ちますね。
ビューポイントを楽しんだ後は陸上生物探しもします。
特に太陽の光が当たるとキレイな色が眩しい、ミノバト。
木を見るとリスがたくさんいました。
ダイビング初日はサンセットダイビングもしました。
少しずつ暗くなる水中、それに伴い活動的になる魚など魚影の濃いダイビングでした。
アカネハナゴイのインド洋ver、インディアンフレームバスレット。
Day 2
#5 North Point
#6 Koh Bon Westridge
#7.8 Tachai Pinnacle
ダイビング2日目もシミラン諸島からのスタートです。
地形も楽しく、ソフトコーラルもキレイなポイントです。
大きくダイナミックな岩が水中にたくさんあるのがシミラン諸島の特徴の1つです。
壁にたくさんウミウチワもついています。
イバラカンザシに乗るのが上手なルボックスブレニー。
地形やマクロだけかと思いきやバラクーダの大群も!
合計5本潜ったシミラン諸島に別れを告げ、どんどん北上していきます。
2本目はコボン。
陸地にあるポッカリと開いた穴から水が大量に流れてくる通称「滝壺」
干満やうねりの条件が揃わないとなかなか見れませんが、この日は特に迫力がすごかったです。
水が大量に降ってきた瞬間に太陽の光が遮られて、水中が少し暗くなる瞬間が素敵です。
最近少しずつ見れる頻度が上がってきている、アケボノハゼ
この日もいてくれました。
さらに北上をしてタチャイで2本潜りました。
ヒメタカサゴをはじめとした小魚が大量発生中のタチャイです。
イエローバックフュージュラーもたくさんいました。
深場にはキツネフエフキが溜まっていました
ゴマフエダイもキツネフエフキに混じっていたり、ゴマフエダイのみで群れを形成していたりしました。
ロウニンアジもサイズも大きい個体もいました。
魚影だけでなく、ソフトコーラルもキレイなポイントです。
コラーレバタフライフィッシュとイソバナをセットで!
ダイビング2日目も4本潜り、さらに北上してスリン島まで向かいました。
Day 3
#9 Aow Suthep
#10.11.12 Richelieu Rock
ダイビング3日目はスリン島の癒しポイントからのスタートです。
種類も多く、密度もギッシリのサンゴ地帯に朝日が入り込みとてもキレイでした。
そこにタイワンカマスのキラキラが映えます。
サンゴだけではなく、マクロ生物も豊富です。
イソバナをバックにヤマブキスズメダイの幼魚
オーバーハングにはベニハゼのストライプヘッドドワーフゴビー
シャコガイのすぐ真横にあるイソギンチャクにはトマトアネモネフィッシュ
1個体だけで少し寂しそうに見えなくもない姿が可愛らしいです。
水中から拝む朝日はとても気持ちがいいです。
メインのポイント、リチェリューロックへと移動して3本潜りました。
ここは何よりも魚影の濃さが段違い!
キツネフエフキ、ロウニンアジ、コガネシマアジ、ツムブリなど多種混同の連合軍が行ったり来たり暴れていました。
人間にもぶつかりそう。魚同士もぶつかりそう。
ギンガメアジの群れもいました。
こうなるとどこを見ればいいのか分からず、魚影の濃さで忙しいポイントになります。
大きなヤイトハタもいました
周りをソフトコーラルと小魚に囲まれてかっこいいです。
シェブロンバラクーダの群れもいました。
バラクーダも何種類かここのポイントで見れますが、そのうちの1つ
ピックハンドルバラクーダ
もちろんマクロも充実してます。
大きいフリソデエビ!
キレイな白色のニシキフウライウオ
マクロからものすごい魚影まで、3本大満足なダイビングとなりました。
最終日に向けてコボンに移動をしていき、その途中キレイなサンセットが。
海ポチャする夕日を眺める最高の時間でした。
Day 4
#13 Koh Bon West Ridge
#14 Koh Bon Pinnacle
最終日は再びコボンで潜りました。
透明度も抜群にキレイで、そこにイエローバッグフュージュラーの黄色がとてもキレイでした。
ソフトコーラル×ユカタハタ。
この海の定番セットです。
フタイロカエルウオが芝生でくつろいでいるような、なんとも微笑ましい姿を撮っていただきました。
ヒナギンポもひょっこりしていました。
オスが婚姻色で出す色が、蝶ネクタイのように見えて可愛らしいです。
黄色いソフトコーラル、大きなウミウチワ
迫力満点です。
周りも色に擬態するハナダイギンポ
普段はキンギョハナダイの近くにいることが多く、オレンジ色の個体を見ることが多いですが
黒い個体のハナダイギンポもいました。
こちらはオレンジ色!
全てのダイビングを終了してカオラックの港まで4.5時間かけて戻っていきました。
気づけば4泊5日14本のダイビング漬けの毎日も終了しました。
毎回思うことではありますが、楽しい時間はあっという間に終わってしまいます。
最後に全員集合のグループフォトを撮りました。
ご参加いただきありがとうございました。
また皆様とお会いできるのを楽しみしております。
報告/TAKESHI, GOHKI
写真/本日の海より
タイ・タオ島&カオラックでダイビングするならビッグブルーへ!