『2023.11.30〜12.04 BLUE DOLPHIN号第7回クルーズ報告』
ロケーション/カオラック
天候/晴れ、一時雨
水温/21〜29℃
風/ほぼ無し
流れ/程よく、タチャイだけ強め
透明度3〜20m
こんにちは〜。
第7回トリップの海ブログです。
出港日は夜にタプラム港を出て、器材のセッティング、お部屋のチェックイン、晩御飯を食べながらシミラン諸島へ向けてのクルーズです。
朝起きたらすでにシミラン諸島のど真ん中!
さっそくダイビング漬けのトリップが始まります!
Day1
#1 West of Eden
1本目はシミラン諸島7番の島のポイントです。
深場から上がってくるサーモクラインを警戒しながらのダイビングでした!
深場ではアンダマンジョーフィッシュを見に行きました。
その後は潮の流れが強くなっていきましたので、少しドリフト気味にダイビングをしていきました。
潮の流れやサーモクラインのおかげが、イエローバックフュージュラーが爆発していました。
もちろんそれを狙おうとロウニンアジやカスミアジなんかも舞っていました!
#2 Elephant Head Rock
続いて8番の島から!
流れが入りやすいポイントであるため、少し心配していましたが軽いサーモクラインのみが来るだけでそこまで流れは強くありませんでした。
ここではまずはハナヒゲウツボがいました!
その横ではマッコスカーズフラッシャーラス(クジャクベラの外人さん)も美しい鰭を広げて泳いでいました。
水深を上げていくとダイナミックな地形にロウニンアジがゆらゆらと。
浅い岩場ではシシマイギンポもひょっこりしてました!
#3 Three Trees
少し北上をして9番の島です。
ここではなかなかの流れの強さで少し大変でした。
それでも流れのおかげでいつも以上にソフトコーラルが綺麗に映えていました!
ソフトコーラル×スカシテンジクダイはここのポイントでの鉄板です!
ユカタハタがシミランらしい絵作りのアクセントになります!
砂地ではオーロラパートナーゴビー。
ヤノダテハゼのインド洋verと言われていてとても綺麗です。
浅場では背景が綺麗なシシマイギンポも!
3本目のあとはビーチ上陸です。
みんなでビーチを散策、
陸の生き物を観察したり・・・
そしてビューポイントへと登っていきました!
ビーチ上陸をした皆さんで集合写真!
#4 Snapper Alley
さてビーチ上陸後はサンセット、ナイトダイビングです。
穏やかな砂地エリアにスカシテンジクダイがたくさんいる根があり、あたりが暗くなるとスカシテンジクダイがキラキラと輝いてるように見えてとても幻想的でした!
オビクラゲがいっぱいいて、寝るために帰ってきたタカサゴ科のお魚とのコラボが綺麗でした〜
Day2
#5 North Point
2日目の1本目はシミラン諸島9番の島のポイントです。
ウミウチワの谷口と呼ばれる離れ根に遊びにいきました!
規模が大きく、ウミウチワの量も大きさもシミラントップクラスです!
その後はメインの根に戻り、大きなチャネルを通ったり地形も楽しみました。
#6 Koh Bon
シミラン諸島に別れを告げ、コボンに移動しました。
いくつかあるポイントの中でWest Ridgeというポイントで潜りました。
いつも魚影は濃いのですが、今回は特に濃い魚影でした。
たまに来る冷たい潮を上手く避けながらダイビングさえすれば、たくさんの魚に巻かれる1本となりました。
まずはアンダマンアジ、キツネフエフキなどの連合軍が軽くご挨拶!
深場ではムレハタタテダイが固まっていたり、コボンらしい美しいソフトコーラルが群生していたり・・・
大きなマダラエイも登場!
イエローバックフュージュラーもたくさんいて濃い魚影を楽しむことができました。
#7.8 Tachai Pinnacle
さらに北上しタチャイ島へ移動をし、2日目の最後の2本は同じポイントで潜りました。
冷たく濁った潮に困らされましたが、それを上回る魚影の濃さでした!
ギンガメアジの群れに特大サイズのロウニンアジやイソマグロ!
ゴマフエダイの群れも凄かった!!
逆に癒し系のウミウチワやイソバナなど
2本に詰め込んで潜りました!
ダイビング終了後は綺麗なサンセット!
ビールを片手にスリン島までのナイトクルージングです。
Day3
#9 Ao Suthep
夜のうちにスリン島には到着しており、島陰でゆっくりと休んで朝になりました!
心も体もリフレッシュした状態でNo.1癒し系のポイントに潜ります。
トリップ1綺麗なサンゴ地帯のダイブサイトには小さな生物がたくさんいます。
ストライプヘッドドワーフゴビー
こちらは背景が美しいソフトコーラルで撮っていただきました♪
オリオンスズメダイの幼魚
ヒレナガスズメダイの幼魚
トマトアネモネフィッシュ+シャコガイ
あとは存分にサンゴに癒されたダイビングとなりました。
#10.11.12 Richelieu Rock
いよいよメインのポイントである、リチェリューロックです。
3本潜りながら色んな景色を堪能していただきました。
まずはワイドにリチェリューならではの混合部隊!
キツネフエフキを筆頭に、ロウニンアジ、アンダマンアジ、コガネシマアジ、ツムブリなど魚種豊富な部隊が行ったり来たりしていました。
それだけではなくロウニンアジだけの群れだったりと1種だけの群れもここのポイントで見られました。
シェベロンバラクーダの群れも登場!
洞窟になっている場所ではオオミナベトサカというソフトコーラルが群生しており、小魚がたくさん溜まっていました。
そこに遊びに来るロウニンアジをセットで撮るという素敵な写真も撮っていただきました。
マクロではフリソデエビ、サイズもなかなかの大きさです。
ニシキフウライウオもソフトコーラルに擬態していました。
ここのポイントに幼魚含めたくさんいるトマトアネモネフィッシュ
魚酔いにならないように気をつけながら3本潜りました。
ダイビング後はもちろんビールタイム!
コボンまで戻っていきます。
Day 4
#13.14 Koh Bon
最終日はポイントを変え、コボンで2本潜りました。
穏やかな浅場にある通称「美しいがれ場」でまずは1本!
可愛いマクロ生物がわんさかいます!
最後はKoh Bon Pinnacleで潜りました。
島から少し離れたところにある隠れ根でワイドを楽しみました。
大きなマダラエイが大量発生!
最大で4個体が同時に出現しました。
冷たい潮の恩恵ですね。
ソフトコーラルも綺麗なポイントで他のポイントとは違って黄色いソフトコーラルがモリモリでした。
ここでもキツネフエフキ軍団が暴れたりと大満足の最終だいぶとなりました。
最後は大量発生の綺麗なクラゲに囲まれながら安全停止・・・
穏やかな天候に恵まれてあっという間の14本でした!
今回はご参加いただきありがとうございました!!
報告/TAKESHI、GOHKI
写真/本日の海より
タイ・タオ島&カオラックでダイビングするならビッグブルーへ!