『2023.11.23〜11.27 BLUE DOLPHIN号第6回クルーズ報告』
ロケーション/カオラック
天候/晴れ、一時雨
水温/20〜29℃
風/前半は穏やか、後半は北東の風
流れ/通常は弱め、サーモクラインが入ると強め
透明度3〜20m
こんにちは〜。
第6回トリップの海ブログです。
今回は葉山のダイビングショップNANAさんのBlue Dolphin号チャータートリップでした!
タイまでお越しいただきありがとうございました!
NANAさんのホームページはこちらから↓
https://nana-dive.net
さて今季初の日本人チームのみでのトリップとなりましたが、出港前から強風の怪しい予報が出ちゃっていました。
本来であればダイビング3日目に行くスリン、リチェリューロックですが強風が不安だったので、急遽予定変更。
普段とは逆で北から南下していくルートを取って上手く風を避けながらクルーズしていきました!
およそ8時間かけてタプラム港からスリン島へ!
朝起きたらちょうどスリン島に到着するところでした。
Day1
#1 Srin Ao Suthep
1本目はそんなスリン島からサンゴの綺麗な浅場のポイントです。
珍しく水色があまり良くなかったですが、サンゴは健在!
サンゴとスズメダイのコラボはトリップ1本目にぴったりの癒しでした!
渋い・・・
見渡す限りの健康なサンゴの群生!
今日はクマザサハマムロも僕らの目の前を往来して盛り上げてくれました!
他にはストライプドヘッドドワーフゴビー、ローランドダムゼルの幼魚、トマトアネモネフィッシュ、タイワンカマスなど1本目から贅沢なダイビングとなりました。
#2.3.4 Richelieu Rock
初日の2本目にしていきなりメインのポイントです。
透視度良し、流れ程良し、魚影最高の3点セット!
キツネフエフキ、ロウニンアジらの連合軍は相変わらずのド迫力で行ったり来たりしてくれました!
ものすごい迫力です!
中層ではギンガメアジ、シェベロンバラクーダの群れもいました〜
ソフトコーラルが綺麗なポイントでもあります。
引きの美学、ソフトコーラル越しの魚群・・・
トマトアネモネフィッシュがソフトコーラルで囲まれてるところも。
オオミナベトサカのポリプが全開の穴の地形にキンメモドキの大群が!
ワヌケヤッコのインド洋型
黄色のソフトコーラルには同じく黄色のタイガーテールシーホースがいたり、がれ場の下を覗くとフリソデエビが!とマクロもとても充実してるリチェリューでした!
少し休憩時間を短くして初日のダイビングを終了させたおかげで、風が強くなる前にリチェリューロックを後にすることができました。
今夜はコタチャイまでのクルージングです。
Day2
#5.6 Tachai Pinnacle
2日目はコタチャイの隠れ根のポイントでのダイビングからスタート。
穏やかな潮の中に入っていくと、中ではギンガメアジが優雅に集まっていました!
水面近くにはブラックフィンバラクーダの群れも!
ロウニンアジは特大サイズ!
イエローバックフュージュラーがあたり一面を覆い尽くしていてすごく綺麗でした!
2本潜り終えたらコボンに移動していきます。
#7.8 Koh Bon
まずは浅場からエントリー!
リュウキュウキッカサンゴに癒されながら水深を下げていくと、サーモクラインで少し濁っていましたが、魚影の濃さは圧巻でした!
イエローバックフュージュラーそして小魚を狙ってハンティングしているキツネフエフキとカスミアジ!
大きいサイズのイソマグロも飛び交っていました!
コボンはソフトコーラルも綺麗!
パステルカラーの綺麗なソフトコーラルの近くにはムレハタタテダイがたくさんいました!
中層には可愛いサイズのクラゲがたくさんいました。
クラゲの中にはハナビラウオがいました。
さらにはマクロネタも!
4本目はマクロダイブも楽しみたいということで、秘密のポイント『美しいガレ場』をご紹介!
可愛い世界をたっぷり堪能してもらいました〜♪
緑色が綺麗なイトゲノマユハキの上にいろんな生物が乗っています。
上から見たらにっこり笑っている顔に見える?ルボックスブレニー
こちらは2匹が寄り添い合っています!
フタイロカエルウオが何かをかじっています・・・
可愛いシシマイギンポも居ました。
コボンで記念すべき400ダイブを迎えたゲストの方がいました〜!
せっかくなので全員集合しての記念撮影!
400本おめでとうございます‼︎
4本潜り終える頃にはあたりは少し暗くなり始め、シミラン諸島へ移動していきます。
Day3
#9 Turtle Rock
3日目はシミラン諸島をぐるっと回ってのダイビングです。
まずは8番の島から。
マクロ中心で遊んできました。
ヒレを開いてるところをバッチリ撮っていただきました、マッコスカーズフラッシャーラス。
クジャクベラの外人さんになります。
他にもコガネキュウセンの外人さんのカナリートップラスの幼魚もいました
1本目終了後にはビーチ上陸してきました!
まずはビーチで集合写真!
その後10分ほどかけてビューポイントに登っていきます!
もちろんここでも集合写真!!
お昼前だったので他のボートからもたくさん人が来ていましたが、うまくタイミングがずれて貸切状態でした!
ビーチ周辺には少し変わった陸上生物も!
日本で想像するハトとは比べものにならないほど綺麗な色をしているミノバト
大きなミズオオトカゲや小さいトカゲやリスもいました!
#10 West of Eden
ビーチ上陸後はいつものとは逆走する形で7番の島まで移って風の当たらない島陰でのダイビングです。
ここのマクロ天国!
浅場には可愛い顔のシシマイギンポ
トウモンウミコチョウ、モンツキカエルウオなど見て来ました!
深場ではマッコスカーズフラッシャーラス
アンダマンジョーフィッシュも穴から顔を覗かせていました。
ハナダイも各種いるのがここのポイントです。
アカネハナゴイの外人さんのインディアンフレームバスレット
ハナゴイの外人さんのエバンスアンティアスもいました!
#11.12 Hideaway bay
3日目最後の2本はこちらで潜っていきます。
ワイドもマクロも充実してるポイントなのでそれぞれやってきました。
まずはマクロから、ローランドダムゼルの幼魚。
ヒレを開いている瞬間をパシャリ。
その手前にはフタイロカエルウオ
スザクサラサエビが綺麗な場所にいてくれました。
シシマイギンポもまたこのポイントにもいます。
日本では場所を選ばないとなかなか見れないですが、シミラン諸島にはいろんなところにいます。
ワイドでは沈船(ツナレック)と大きなウミウチワがセットに!
ヨスジフエダイ、キンセンフエダイなどのフエダイ系が大きな魚影となっていました。
4本目は特にだんだん当たりが暗くなってくる時間帯でしたので、スカシテンジクダイのいる根に向かいました。
星空のようにキラキラと輝いていました
グルクンたちも普段の中層から根に近い場所に帰って来て綺麗に群れていました。
マクロチームはゆっくりじっくり潜って一つ一つの被写体に向き合いました。
こちらのカンザシヤドカリはハサミの模様が違います。
皆んなでワーワー言ってるみたいなホヤ
イバラカンザシ、ド・アップ!
最終夜はみんなで楽しくご飯を食べてお酒を飲んで過ごしました。
Day4
#13 North Point
最終日1本目はシミラン諸島9番の島の北側のポイントです。
メインの根から離れたところにある離れ根には大きなウミウチワの群生地帯があります。
僕らは通称ウミウチワの谷と呼んでいますが、サイズも大きく数も結構あるウミウチワは圧巻でした。
地形が面白いこのポイントには大小様々のチャネルがあります。
小さいチャネルの方にはウチワも咲いていて綺麗です。
#14 Three Trees
今トリップ最終ダイブはシミラン9番のポイントです。
砂地にサンゴの根が点在していてスカシテンジクダイやキンギョハナダイとソフトコーラルが綺麗にコラボしていました。
深場の方には大きなミズガメカイメンが!
近くにあるソフトコーラルと一緒に撮ると迫力マシマシ!
最後は海ガメ(タイマイ)がお別れをしてくれました〜
流れもほぼなく穏やかな最終ダイブで終えることができました!
ボートでもいくつか集合写真を撮りました!
今回400本ダイブを記念してゲストの方がフルーツカービングの作品を作ってくださいました!
改めて400本おめでとうございました!
日本のダイビングショップのチャータートリップはものすごく賑やかでみなさんと一緒に潜れてとても良かったです!
そして下船日はロイクラトーンの日でした!
今回のツアーを開催してくれたNanaのテル君とシカちゃんも願いを込めて灯籠を川に流していました。
皆んなの願いがこもった灯籠が流れていきます・・・
平和な世界になりますように!
今回も楽しいトリップとなりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました〜‼︎
報告/TAKESHI、GOHKI
写真/本日の海より
タイ・タオ島&カオラックでダイビングするならビッグブルーへ!